
皆さんは「なんでもノート」を作ったことはありますか?
日々の出来事や考えごと、学んだことを1冊に集約することで、振り返りや思考整理がぐっとラクになります。
私自身は、人生を丸ごと詰め込むような「なんでもノート」を活用しています。
特にリフィルバインダーを使うことでページの差し替えやカテゴリ分けを柔軟に行えるようになりました。
本記事では、リフィルバインダーを使った「なんでもノート」の作り方や実際の中身を、できるだけわかりやすくご紹介いたします。
目次
なんでもノートとは?
なんでもノートとは、その名の通り「なんでも書き込む」ためのノートです。
日記、アイデアメモ、学習記録、趣味のログなど、ジャンルにこだわらず気になったことをどんどん詰め込むイメージです。
- 日々の出来事や気づき
- 学んだ内容やインプットのまとめ
- 趣味やお出かけの記録
- 将来の夢や目標
このように幅広く書き込んでいくことで、「自分の人生」が詰まった一冊に育っていきます。
後から見返すだけでも楽しく、思考の整理や自己分析にも非常に役立ちます。

リフィルバインダーを選ぶ理由
世の中にはノートの形式がたくさんありますが、私がリフィルバインダーを選んだ理由は以下の通りです。
- ページの差し替え・並べ替えが自由
リフィルバインダーは、必要に応じてページを入れ替えたり、新しいページを追加したりしやすいのが特徴です。
後からカテゴリを変更したくなっても、簡単に移動できます。
- 情報を定期的にアップデートしやすい
昔のメモや学習内容が古くなったと感じたら、バインダーから外して別の場所に保管し、新しい情報と差し替えられる柔軟性があります。
- 分厚く重くなりすぎない
必要な分だけリフィルを挟むことで、ノート自体の厚さをコントロールできます。
カバンに入れて持ち歩く際もかさばりにくいです。
カテゴリ分けのポイント
私は心理学の「価値評定スケール」で用いられる12の大ジャンルをベースに、自分に合う形にアレンジしています。
具体的なカテゴリ例

- 遊び(趣味やレジャー)
- 暮らし(日々の生活・家事)
- 健康(体調や食事、運動)
- 学び(本やニュース、映画の記録)
- 感情(日記やメンタル整理)
- 創作(アイデアや制作メモ)
- 人間関係(家族・友人との出来事)
- 仕事(ビジネスやスキルアップ)
一度カテゴリを設定してみて、合わないと感じたらどんどん変えていくのがコツです。
「家庭」「恋愛」「自己成長」など、もっと細かく分けてもOKですし、逆に統合してまとめるのも自由です。
視認性アップのコツ:色分けシール
カテゴリごとのページをすぐに判別できるように、セリアの8mm丸シールを活用しています。
リフィルの右上に貼ると、ぱっと見てカテゴリが分かるのがとても便利です。
- 1色96枚×8色で合計768片のコスパの良さ
- くすみカラーで見た目がおしゃれ
- 小さいサイズなのでタイトルや文字を圧迫しない
また、2つ以上のカテゴリにまたがる内容の場合は、シールを2種類以上貼っています。
複合的な内容もひと目で把握できるようになるのでおすすめです。
ノートのフォーマットと活用
私がよく使う方法は、1枚のルーズリーフを「表面」と「裏面」に分けて役割を明確にするやり方です。
表面:要点まとめ
- タイトル: 日付やテーマ名を簡潔に
- キーワード: そのトピックを象徴するキーワード
- ポイント3つ: 特に重要だと思った点を3つまとめる

裏面:深掘り内容
- 興味を持ったきっかけ
- そこから得た学びや気づき
- 今後の生活への活かし方

裏面で書き出した内容を、改めて表面に要約することで、記録の質が上がり、見返すときもとてもスムーズです。
要約力が鍛えられるというおまけもついてきます。
実際に使ってみた感想
リフィルバインダーを使った「なんでもノート」を始めてから、日常のさまざまなことを「ノートに書きたい」という観点で捉えるようになりました。
- 学びや気づきが自然と増える:書く前提で過ごすと情報に対するアンテナが高くなります。
- 見返すほどに楽しさが増す: 過去の自分が何を考えていたか、後から振り返ってみると意外な発見があります。
- 思考の整理がはかどる: 1トピック1枚で深掘りするため、断片的な知識や気持ちが明確になっていきます。
私は2~3日に1回、1ページ分を書き足しながら過去のページを見返しています。
関連する内容が増えればページ同士を並べ替えてまとめたり、古い情報は別のバインダーへ移したりと、常にアップデートできるのが本当に便利です。
なんでもノートを作る手順
1.カテゴリを決める
- 「人生の中で記録したい事柄」を洗い出し、価値評定スケール(12大ジャンル)をベースに自分仕様にカスタマイズします。
2.色分け用のシールを準備
- 色の割り振りを考えながらカテゴリと連動させて貼っていきます。
3.バインダーとリフィルを用意
- バインダーは下記の商品を買いました
- リフィルは無印の方眼リフィルがコスパ良くておすすめです
4.テンプレートで書き始める
- 表面に「タイトル・キーワード・ポイント3つ」、裏面に「深掘り内容」を書く形式で進めてみましょう。
5.定期的にアップデート
- 内容が増えてきたらカテゴリを見直したり、ページを並べ替えたりして、より見やすい構成に整えます。
作るときの注意点
- 完璧を求めすぎない: 書き始めのうちは、きれいにまとめるより、まずは楽しく書くことに集中してましょう。
- スマホやメモとの併用: 外出先で思いついたことはスマホのメモやミニノートにメモしておき、後から「なんでもノート」に清書すると便利です。
まとめ
リフィルバインダーを使った「なんでもノート」は、自由度と視認性の高さから非常に続けやすく、後からのカテゴリ変更もお手のものです。
以下のメリットをぜひ実感してみてください。
- 日々の出来事や学びを濃密に振り返れる
- 自分の思考や感情を客観的に整理しやすい
- 「人生の一部」を書き留めることで成長を実感できる
「なんでもノート」に決まったルールはありません。
これだと思う方法があればどんどん取り入れて、自分だけのノートを作り上げていってください。
ぜひ一度、お気軽に試してみてはいかがでしょうか。